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『次の本へ』 [本]

 苦楽堂編

 こないだ、『リスボンに誘われて』でちょっと触れた。
 各界の人々 84 人が、ある本からその次の本へどういう風にたどり着いたか、を書いたもの。

 この本のユニークなところは索引。
 本について買てあるから、書名や人名の索引があるのは当然だが、「『次の本』に出会うきっかけ別インデックス」というのがある。
 たとえば「人」で「友だちから教えてもらった」「家族や親せき」、「場所」で「現場に出かけて」、「つらくなって」なんてのはそそられる見出しである。

 俺はどうだろう、と考えてみたのだが、目下、地元を離れての仮住まいで本が手元にない。背中を見れば「あ」というつながりもありそうな気がするのだが、ちょっと「本から本へ」というのが思い当たらない。
 学生の時に教授から「入門編として新書を読め」「必ず参考文献の一覧があるから、それをたどれ」と言われて、実践した、という記憶はある。
 本でないメディアから、というのが多いような気がする。例えば、鶴書房のSFのシリーズは少年ドラマシリーズで、ポプラ社の「少年探偵団」は同名のテレビ シリーズ、という具合。その『なぞの転校生』から角川文庫の眉村卓作品へ、というのはあるか。
 変なところでは、水上勉の『土を喰ふ日々』。これは、新聞の広告で見て「面白そうだな」と思ったもの、俺は当時、受験生で、そんなことをしてる場合じゃない、と見送ったのだが、なんと模試の国語で『土を喰ふ日々』からの文章題が出て、すげぇ悔しい思いをした。勿論、すぐに買った。

 この辺を編集した苦楽堂の社主は特撮オタクなのだが、さすがにこの本で特撮に触れる隙はないだろう、と思ってたら、岸田今日子が訳した『ママ・アイラブ・ユー』のところでわざわざ岸田森の名を「『怪奇大作戦』で知られる」と持ち出していて笑った。索引にも載っている。

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